背中を押して欲しいだけの恋の悩み

あなたは恋をしていますか?私はすでに結婚していますので、新たな恋をすることはないでしょう。(可能性がゼロ、というわけではありませんが…)
ほとんどの方が、一度は恋をし、悩んだ経験を持っているのではないでしょうか?
恋愛のスタイルはまさに十人十色ですので、明確なセオリーなんてものはありません。書店などへ行けば、恋愛必勝法、といったタイトルの書籍が数多くならんでいますが、100%あなたにフィットする必勝法なんてないでしょう。
誰もが経験する恋愛ですので、セラピー中に恋愛に関する相談を受けることも少なくありません。
もちろん、恋について相談されたとしても、私が直接相手との関係を縮めることができるわけではありません。
ですが、話をすることによって、解決できることもあるようです。
それでは、そんな恋の悩みを抱いた男性のお話をしてみたいと思います。
自分に自信が持てないから…
何度かセラピーを受けてくれている、30代前半の男性が、ある日のセラピー中に恋の相談をしてきました。
彼は同じ職場で働いている20代前半の女の子のことが好きになってしまったそうです。話を聞く限り、二人で食事へ行くこともあり、プライベートでも連絡を取り合っている、ということです。そこから判断すると、女の子の方もまったくその気がないわけではなさそうです。
だったら、気持ちを伝えてしまえばいいじゃないか!と思われる方がほとんどでしょう。ですが、年齢差が10歳近いことから、自分に自信を持つことができない、と言うのです。
話を聞きながら、彼はもう彼女に告白しよう、と心に決めていることを察しました。そこで、一歩を踏み出すための勇気が欲しいようです。
実例を出しながら背中を押してあげる
背中を押してあげればいい、とわかっていても、あまり下手なことを言ってしまうと逆効果になってしまうかもしれません。
「あなたはイケメンだし、きっと大丈夫!」なんて言ってしまうとあまりの白々しさに、彼もドン引きです。(実際、彼は決してイケメンとは言えないタイプです。)
そこで、私は実例(っぽい話)を出しながら、彼が一番気にしている年齢差について話をしてみました。
要は、私の友達も10歳以上年上の男性と結婚して、とても幸せそうだよ~、といった話をさりげなくしてみたわけです。実際、そんな友人はいませんが、彼の背中を押すための「優しいウソ」ですからいいですよね?
さらに、最近は頼りがいのある年上の男性と結婚したい!って女の子が増えてるみたいですよ!なんて言ってしまうと、彼の表情も一気に明るくなりました。
こんな風に、ほんの少しだけ背中を押してあげるだけで、解決する恋の悩みも少なくありません。むしろ、恋の悩みを相談してくる方の8割以上は、自分の中ですでに結論は出ていて、背中を押して欲しいだけです。
その後、彼は無事に告白に成功し、幸せな日々を送っているようです。おかげで、私のセラピーを受ける頻度が減ってしまいました…。若い彼女にマッサージでもしてもらっているのかもしれませんね。
誰かが幸せになるために、少しだけ背中を押してあげる…これもセラピストの仕事なのかもしれません。ただ、みんな幸せになりすぎてしまうと、セラピーが必要なくなってしまい、私は失業しちゃうんですけどね!