仕事に関する悩み…とにかく聞き上手になるしかない!?

私がセラピーをしているお客さんのほとんどは男性です。私としては女性相手のセラピーもやりたいのですが、お客さんを選ぶことはできませんので仕方ありません。
男性のお客さんが多いとなれば、仕事に関する悩みを抱えている方もとても多くなります。

私は専業主婦兼、派遣アロマセラピストですので一般的な会社で勤めていらっしゃる方の気持ちをあまり知りません。なので、相談を受けたとしても、適切なアドバイスはできないのです。私のセラピストとしての信用にもかかわりますので、適当に下手なことを言うこともできませんので、仕事関係の話をされたときは、できる限り話を聞くことだけに徹しています。

今回は、そんな仕事に関する悩みを抱えた男性のお話です。

◆将来に希望を持つことができない?

私のお客さんは30代から40代の中年の方がほとんどを占めていますが、そのお客さんはまだ20代半ばです。
彼は社会人2年目、とのことで、セラピー中の話は大半が仕事に関するものばかりでした。最初は、何もかもが新鮮で楽しい!といったポジティブな話が中心だったのですが、ある時期から徐々にネガティブな話が多くなってきました。

そしてある日、ついに思いつめたような表情で、仕事を辞めようと思っている、と言い出しました。
社会に出て2年と言えばまだまだ、その仕事のことをよく知ることができているわけではないでしょう。なので、そこで辞めてしまうのはもったいないのでは?と思いはしましたが、彼のことを良く知っているわけではありません。だから、私はただ真剣に彼の話に耳を傾けました。

彼が会社を辞めたい理由は、今の会社にいる自分の将来に希望を持つことができない、というものでした。上司を見ていても、そんなに生活が充実しているようにも見えず、このままこの会社にいてもいいのだろうか?という不安から、転職を考えているようです。

◆あえて何も言わないことも大切

若いお客さんの中には、彼と同じような悩みを抱えている方も少なくありません。景気は回復へ向かっているとは言っても、一般のサラリーマンレベルではそれをあまり実感することはできません。これでは、若い世代が未来に希望を持つことができなくなってしまったとしても無理はありません。

だからと言って転職しても、将来に希望を持つことができるのか、と言われれば…答えは出てきません。

結局、私が彼に伝えたことは、後悔のないようにね、の一言だけでした。これが私の本音です。これ以上は、アロマセラピストの私が踏み込むべきではないのです。

その後、彼は会社を辞めずに、がんばり続けることにしたそうです。職場の上司や同僚に救われた、と彼は嬉しそうに話してくれました。
仕事の問題は、私のようなセラピストでは何を言っても解決することはできません。お客さんの気が済むまで、じっくりと話を聞いてあげることしかできないのです。
そして、最終的には、一緒に仕事をしている仲間に頼るのが一番なのかもしれませんね。

セラピストをはじめたばかりのころは、お客さんの力になりたい一心で、いろんなアドバイスをしようと意気込んでいました。
ですが、結局は私には何もできません。だったら、あえて何も言わない方が、お客さんを助けることに繋がるケースも多いようです。

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